足場組み立て監督者として知っておきたいことといえば?
足場組立作業は建設現場で鉄骨資材を組み立てていく作業のことです。
まだ現場の経験が浅い方に色々とお願いすることはありませんが、いずれ現場指揮者、監督者の立場になっていくなら知っておいていただきたいことがいくつかあります。
まず、現場の状況把握。
例えば鉄骨資材をあらかじめ準備しておくスペースがどのぐらいあるのか確認することが重要です。
新設されるアパートやマンションの場合はまだ十分なスペースがあるため、多くの鉄骨資材の導入が可能です。
そういった場合は駐車場として利用する予定のスペースなどもあります。
それに対し、すでに建物が建っている場合や住宅の足場組立の場合は注意が必要。
鉄骨資材を準備しておくスペースがなければ、作業に合わせてその都度運搬しなければいけません。
午前中にはこれぐらいの資材を、午後にはこれぐらいの資材を、といった形で作業スケジュールに合わせて足場資材を搬入します。
また、車両の進入スペースや道路幅も確認しておかなければいけません。
現場に搬入するトラックや重機などが十分通れるスペースが確保されているのか、あるいは仮に道路に停車した際、近隣宅のご迷惑にならないのかなど。
もし十分なスペースが無ければ代替の駐車場なども探しておかなければいけません。
現場指揮者になると作業前段階の準備が必要になります。